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耐震診断とは?
当社の住宅耐震診断は、国土交通省が作成した木造住宅の耐震診断システムに準拠しています。 構造耐力上主要な部分等について調査を行い、地震に対する安全性を診断し、具体的には下記の安全性を確かめます。

■ 木造の建築物の場合には、柱・梁等の接合部の緊結度・筋交
  いを入れた軸組の量等のチェックする

■ 鉄骨造・鉄筋コンクリート造等の建築物については、各階の
  耐震性能を現す指標について構造計算を行いチェックする

■ 屋根葺材・外装材・建物設備等については、地震時に脱落を
  生じないことをチェックする
地震で建物が壊れた絵


耐震診断が必要な建物
  阪神淡路大震災でも倒壊した建物の多くは、昭和56年5月以前の旧建築基準で建てられたものでした。 耐震性が不十分な住宅は、総数約4700万戸のうち1150万戸(25%)あることが判明しています。 この結果より、25%の住宅は耐震診断及び耐震補強が必要と思われます。


木造住宅の耐震診断の流れ



誰でもできる耐震診断はこちら (財団法人 日本建築防災協会)


木造住宅の耐震診断の手順
・設計図面から、建物の形状、壁の配置、筋交いの位置を確認します。
・設計図面と、実際の建物に違いがないか目視調査します。
・基礎が有筋か無筋か、ひび割れ、コンクリート強度の測定をおこないます。
・屋根葺き材、外壁仕上の確認と劣化事象、雨どい、バルコニー等を目視検査します。
・内壁材、床材の確認と劣化事象を目視検査します。
・天井裏、床下より材木状況の劣化事象、使用金物の確認をおこないます。
・柱・梁・床の傾斜を測定します。
・調査データから上部構造の評点として判定します。

 1.5以上 倒壊しない
 1.0以上〜1.5未満 一応倒壊しない
 0.7以上〜1.0未満 倒壊する可能性がある
 0.7未満 倒壊する可能性が高い

評点1.0が建築基準法の求める大地震時耐力を有しているかどうかの基準となる。
したがって1.0を下回れば、倒壊する可能性がある。


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